太宰治はなぜ「クズ」と呼ばれるのか?愛人と破滅的生涯の真実に関するポイントを徹底的にまとめました。最新データをチェックしましょう。

太宰治の生涯を紐解くと、現代の倫理観では到底許容されない衝撃的な不祥事の数々に突き当たる。女性関係の泥沼、度重なる自殺未遂、そして親族や友人を巻き込んだ莫大な借金——。彼が「クズ」と評される最大の理由は、身近な人々を巻き込む破滅的なライフスタイルにあった。

最初の心中未遂事件は19歳、カルモチンを大量服用したものだった。その後も鎌倉での茶屋の女給・田部シメ子との心中未遂(女性のみ死亡し太宰のみ生き残る)、妻・初代との心中未遂、そして最期の玉川上水での山崎富栄との入水自殺に至るまで、常に死の影をまとって生き続けた。実家からの仕送りを湯水のように使い込み、友人に借金を重ねては酒に溺れる姿は、まさに無頼そのものである。