ポートランドのまちづくりの神髄は、行政主導ではなく市民一人ひとりが街の形作りに参加する「ボトムアップ型」のカルチャーにある。神戸市もこの精神を深く取り入れ、市民参加型のワークショップやエリアマネジメント活動を加速させている。
街角のファーマーズマーケットや、地元のクラフトマンシップを活かした空間づくり、さらには使われていない公共スペースの暫定利用など、市民のアイデアが即座に街の日常へと反映される仕組みが整いつつある。行政がインフラを整え、市民がそこに命を吹き込む。この幸福な好循環が、神戸の街並みに新たな色彩を与えている。