話題沸騰中の 戦刃むくろの正体と死亡理由|江ノ島盾子との関係やIf生存を徹底解剖について、詳しいまとめを整理して公開しています。

原作本編では理不尽に退場した戦刃むくろですが、彼女の真価と人間性が余すところなく描かれた傑作として名高いのが、ゲーム『スーパーダンガンロンパ2』のクリア特典として収録された公式スピンオフ小説『ダンガンロンパIF 希望の脱出装置と絶望の残念無双』(著:成田良悟)です。

本作は、「もしもプロローグで苗木誠がモノクマのガチャから『脱出スイッチ』を手に入れていたら?」という分岐から始まります。作動させたスイッチの誤作動で感電死しかけた苗木を、咄嗟に庇ったのが江ノ島に変装していた戦刃むくろでした。

重傷を負った苗木を処刑しようとするモノクマに対し、むくろは妹の命令に背いて苗木を救出。江ノ島の変装を脱ぎ捨て、「超高校級の軍人・戦刃むくろ」として学園の全防衛システムやモノクマ軍団をたった一人で壊滅させる圧倒的な武功を見せつけます。

学園生活が始まる前、むくろは希望ヶ峰学園の日常において、自分を「軍人」としてではなく「一人の普通の女子高生」として屈託のない笑顔で接してくれた苗木誠に対して、秘かな好意と憧れを抱いていました。戦場でしか生きられなかった彼女にとって、苗木が放つ無垢な優しさは、妹の暗黒の支配から心を解き放つ唯一の光だったのです。『IF』の結末で、負傷した仲間たちを背負いながら出口を目指す彼女の姿は、多くの読者の涙を誘いました。