消費カロリーを増やしたいからといって、過度な食事制限や極端な有酸素運動に走るのは逆効果だ。エネルギー摂取量を急激に減らすと、脳は飢餓状態と判断して基礎代謝を強制的に低下させる「省エネモード」に入ってしまう。
最も効率よく代謝の底上げを図るには、筋力トレーニングと高タンパクな食事の組み合わせがベストとされる。筋肉は維持するだけで1kgあたり1日約13kcalを消費する。一見小さく見えるが、筋肉量を増やすことでインスリン感応性が高まり、摂取した糖質が脂肪ではなくエネルギーとして優先的に使われる体質へと変化する。
また、十分な睡眠時間を確保することも欠かせない。睡眠不足は食欲を増進させるホルモン「グレリン」の分泌を促し、代謝を促す「成長ホルモン」の分泌を阻害するため、結果として1日のエネルギー効率を著しく低下させる。