1歳児クラスにおけるどんぐり製作のねらいは、単に作品を完成させることだけではありません。戸外で見つけた自然物に触れ、五感(触覚・視覚・聴覚)を働かせながら季節の移り変わりに興味を持つことが最大の目的です。
この時期の子どもたちは、「つまむ」「握る」「離す」「トントンと叩く」といった手指の微細運動が急速に発達します。ツルツルしたどんぐりの表面やカサカサした帽子の手触りを楽しみ、振ると「カチャカチャ」と軽快な音が鳴る現象を体感することで、豊かな感性と表現力の土台が育まれます。保育者の温かい見守りのもと、「自分でできた!」という達成感を味わえる環境設定が活動を成功させるポイントです。