制作を手掛けるダファー兄弟はインタビューにおいて、「物語の幕を開けたウィルが、すべての中心となって物語を閉じる」と明言しています。そこで浮上するのが、ファンの間で最も恐れられているウィルの死亡フラグと自己犠牲のシナリオです。
ヴェクナや裏側の世界と精神が不可分に結びついている以上、「裏側の世界を完全に消滅させるためには、リンクしているウィルの存在そのものを絶たなければならないのではないか」という悲劇的な推測が後を絶ちません。かつてビリーがマインド・フレイヤーの支配を跳ね除けて仲間を守ったように、ウィルもまた自らを犠牲にしてホーキンスを救う道を選ぶのではないかという考察です。
一方で、本作は一貫して「虐げられた者たちの連帯と再生」を描いてきました。トラウマを乗り越えたウィルが仲間たちの愛によって救われ、失われた少年時代を取り戻すという希望に満ちたエンディングを望む声も大きく、結末の行方に世界中が固唾を呑んでいます。