2017年の公表当初、ネット上の反応は騒然としました。SNS上では一部の心ないユーザーから「炎上商法ではないか」「ただの男装女子の自己満足」といった厳しい偏見の声が上がったことも事実です。女性ファンを多く抱える男性アイドルグループ的な側面を持つすとぷりにおいて、メンバーが身体的女性であるという事実は、当初コミュニティに大きな衝撃を与えました。
しかし、その逆風を消し去ったのは、莉犬自身の圧倒的なパフォーマンスとファンへの向き合い方でした。ファンコミュニティ内では、「莉犬くんがどんな性別であっても、歌声と優しさに救われた事実は変わらない」「勇気を出して打ち明けてくれたことに感謝したい」という温かい連帯と支持が爆発的に広がりました。
2026年のファンブックがオリコン週間BOOKランキングで1位(週間5.6万部)を叩き出したことや、2026年の手術報告動画に対して数十万件に及ぶ祝福と安堵のコメントが寄せられた現象は、ファンが莉犬の「外面的な性別」ではなく、「莉犬という人間の魂」を愛している決定的な証拠となりました。偏見に満ちた外野の声に対して、実績と誠意で回答を示したのです。