撮影当日の興奮冷めやらぬまま向かう「写真選びの部屋」は、親心理の隙を突く罠に満ちている。可愛い我が子の笑顔がモニターいっぱいに映し出されれば、どれも捨てがたい。「せっかくのお宮参りだから」「最初で最後の七五三だから」と気が大きくなり、豪華な見開きフォトアルバムやフレーム付き写真を次々にカートへ追加してしまうのだ。
例えば、基本の撮影料3,300円に、3カット入る中台紙アルバム、壁掛け用のフレーム、さらにディズニーキャラクター撮影のライセンス料(1カットにつき1,100円)などを追加していくと、総額は容易に5万円から7万円を超越する。事前のシミュレーションなしに店舗へ向かうことが、予算オーバーの最大の要因である。