ドラマ『神の舌を持つ男』の主題歌として発表された当時、インディーズシーンで着実に支持を広げていたSUPER BEAVERにとって、全国ネットのドラマタイアップは大きな転機となった。謎解きと旅情が絡み合うドラマの展開とともに、エンディングで流れる『人として』のフレーズは強い余韻を残した。
だが、楽曲の持つ生命力はドラマの枠組みにとどまらなかった。ライブハウスでの泥臭い演奏を重ねる中で、ファンとバンドの間で育て上げられたこの歌は、タイアップ曲という出自を超えて彼らの代表曲へと進化を遂げた。2026年代を超えて2026年に至るまで、ライブのクライマックスや重要な場面で歌われ続けている事実が、そのメッセージの強固さを証明している。