スノボ界の異端児・小久保(國母和宏)の現在とはどうなっているのだろうか。2026年最新の活動において、彼はかつてのようなコンテストのスタートゲートに立つことはない。しかし、そのライディングはさらに深みを増し、成熟した表現者として世界中のフィルムクルーから熱烈なオファーを受け続けている。
現在の彼は、1年の大半を世界の極寒地で過ごす。人が足を踏み入れない手つかずの大自然に挑み、最高の一瞬をカメラに収めるライフスタイルだ。コンテストの数秒間の演技ではなく、一本の映像作品に自らの人生と美学を注ぎ込む。40代を目前にしながらも、そのドロップインのスピードとエアの力強さは衰えるどころか、長年の経験に裏打ちされた凄みさえ漂わせている。彼は今もなお、最前線で雪山と対話する現役のプロスノーボーダーだ。