利用実態を把握した後は、物理的な制限を取り入れて適正な距離感を保つフェーズに移ります。最も効果的な機能が、指定した時間帯のアプリ起動を遮断する「休止時間」です。
スクリーンタイムの休止時間設定手順は明快です。iPhoneでは「スクリーンタイム」メニュー内の「休止時間」を選択し、「毎日」または「曜日別に設定」を指定して開始・終了時刻を入力します。就寝前の1時間を休止時間に指定すれば、ブルーライトによる睡眠障害の予防に直結します。緊急連絡用に電話やマップなど必要最小限のアプリだけを「常に許可」へ登録しておく運用が実用的です。
家庭内でのルール作りにおいては、ファミリー共有を使った子供のスクリーンタイム管理が威力を発揮します。保護者の端末から子供のアカウントに対して使用時間の上限や成人向けコンテンツのブロックを一括適用でき、利用状況のリモート監視も行えます。ただし、頭ごなしの制限は子供の反発を招くため、レポートを一緒に確認しながら使用制限の合意を形成していく対話の姿勢が不可欠です。