通勤や通学でSuica定期券を利用している場合、移行手順を誤ると定期券情報が引き継がれず、通常運賃がチャージ残高から引き落とされてしまう事故が起こり得ます。
モバイルSuica定期券の継続・移行における最重要ルールは、「有効期限内の定期券データは、Suicaカード全体をサーバー退避させることで残高と一緒に自動移行される」という点です。定期券だけを個別に切り離して移動させる必要はありません。
ただし、以下の特種なケースには細心の注意を払う必要があります。
・通学定期券の進学・進級タイミング:
年度をまたぐ機種変更の場合、通学証明書の再提出や承認待ちが必要になることがあります。承認手続き中は定期券の継続購入ができなくなる場合があるため、新学期の更新タイミングと機種変更時期が重なる場合は、旧端末であらかじめ定期券の継続購入を完了させてから移行作業を行うとスムーズです。
・異なるApple IDへの引き継ぎ不可:
定期券が紐づいたSuicaは、旧端末と異なるApple IDでサインインした新端末には引き継げません。家族間で端末を譲渡する場合などは、名義やアカウントの扱いに注意してください。