電力供給の完全復旧に向け、現地では大規模な復旧作業が急ピッチで進められている。東北電力ネットワーク株式会社への取材によると、広域に及ぶ送配電ネットワークの基幹系統で予期せぬ機器障害または外部要因による事故が発生した可能性が高いという。専門の技術作業班が現場へ緊急派遣され、変電所および主要送電線の点検調査を全力を挙げて実施中だ。
復旧の見通しについて同社関係者は、「系統の迂回切り替え作業を安全優先で進めており、状況が確認できたエリアから順次送電を再開させる」と説明している。重大な設備の破損が認められない場合、数時間から半日程度での段階的復旧を目指す方針だが、山間部や高圧線沿いに物理的な損壊が確認された場合は作業が長期化する懸念も残されている。