一連の出来事の根底には、作中に登場する二大ヒロイン——宝多六花と新条アカネの凄まじい存在感があった。対照的な魅力を放つ2人は、第1話の放送直後から爆発的な人気を獲得。SNSやイラスト投稿サイトには連日膨大なファンアートが投下されるフィーバー状態となった。
この異例の過熱ぶりは、アニメグッズ業界にも巨大なインパクトを与えた。正規のフィギュアやアクリルスタンドは予約段階で瞬く間に完売。市場に巨大な需要が生まれたその陰で、需要の高まりに目をつけた悪質な業者が無許可の抱き枕やグッズを急速に出回り出させたのだ。ヒロインたちの圧倒的な人気が、図らずも業界全体のライセンス管理を厳格化させるターニングポイントとなった。