混雑を避けつつ確実なアプローチを狙うなら、メイン堤防から少し離れた岩礁交じりのスリットゾーンに注目したい。ここは知られざる穴場ポイントとして、限られたベテランのみが足繁く通うエリアだ。
潮が満ちるタイミングで発生する複雑な潮目を読み、サラシの広がるシャロー帯にミノーを漂わせると、良型のヒラスズキや大型のロックフィッシュが果敢にアタックしてくる。足場が滑りやすいためスパイクシューズの装着が必須となるが、手つかずの自然が残るこのスリットエリアこそ、南紀の豊かな海が秘めた真の魅力を体感できる特別な場所なのだ。