プロスポーツ界のトップを走ってきた夫と、第一線で表現を続けてきた芸能界の妻。二人の間には現在、たくましく育つ二人の男児がいる。フランスやブルガリア、ポーランドなど、松井の移籍に伴って幼少期から海外生活を経験した子どもたちに対し、夫婦が一貫して大切にしているのは「自立心」と「環境への適応力」だ。
サッカーを強制することは一切せず、自らが情熱を注げるものを見つける手助けに徹する。加藤ローサは子育てが一段落した段階で女優業やタレント活動を本格的に再開させたが、そこには「母としてだけでなく、一人の自立した人間として輝く姿を子どもに見せたい」という強い意志がある。互いのキャリアと個性を尊重し合う家庭環境こそが、松井家の最大の強みと言えるだろう。