SMSは電話番号を識別子として通信網を相互接続する仕組みだが、ソフトバンクからNTTドコモやKDDI株式会社(au)といった異事業者へのメッセージ疎通には、キャリア間の相互接続ゲートウェイを通過する必要がある。このゲートウェイ間で接続負荷が高騰した際、自社内通信が優先され、他社宛ての伝送プロトコルが後回しにされる、あるいはタイムアウトする事象が報告されている。
特にMNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用して他社から乗り換えた直後の番号では、回線情報のデータベース同期にタイムラグが生じ、相手の所属キャリア識別が正しく行われないことがある。この場合、送信側・受信側の双方でネットワークの再検索(機内モードのオン・オフ)を行うことが復旧への近道となる。