こうした消費者の意識変化を受け、住宅・家具業界の製品開発や提案スタイルも劇的にアップデートされている。かつては3人掛けソファとローテーブルのセット販売が主流だったが、現在はモジュール式の組み替え家具や、コンパクトに収まるフロアベースのインテリアが前面に押し出されている。
新築マンションやリノベーション市場においても、あえてリビングのゾーン分けを固定しない設計が増加。住まい手が成長や家族構成の変化に合わせて空間を再定義できる構造が高く評価されており、家具メーカー各社もフレキシビリティを全面に打ち出した新しい空間提案を競い合っている。