興味深いのは、このブームが日本国内だけに留まっていない点だ。東京・秋葉原を訪れる外国人観光客へのインタビューでは、すでにこのフレーズが「日本の最新のネットスラング」として認知されていることが分かった。アメリカやフランスのギーク系コミュニティでは、日本語の音の響きそのものが「クールだ」として、独自のミーム画像が作られている。
言語的な意味を理解しているかどうかは、彼らにとって重要ではない。音としての心地よさと、文脈のなさ(ナンセンスさ)が、国境を越えて共有されるコンテンツのフックになっているのだ。SNSの翻訳機能の進化も、このスピード感あふれるグローバルな拡散を後押しした要因と言えるだろう。