実際にSNSアイコンやスマートフォンの壁紙にゆるいイラストを取り入れているユーザーを対象に取材を実施したところ、選定理由には明確な共通点が存在していました。
都内のIT企業に勤務する20代女性は、「実写の自撮りアイコンは自己主張が強すぎる印象を与えがちで、仕事用アカウントでも使いにくい。線画ベースのボブヘア女の子イラストにしてからは、誰からも嫌味を持たれず、初対面のフォロワーからも『おしゃれで親しみやすい』と言われるようになった」と証言します。
また、クリエイターコミュニティやオンライン相談プラットフォームにおける投稿を分析すると、近年は人気イラストレーターへの個別有償依頼(コミッション)を行う層も拡大しています。既存のフリー素材で他者と被ることを嫌い、ココナラやSKIMAなどを通じて「自分だけのゆるかわキャラ」を3,000円〜10,000円程度の予算で発注する動きが定着しています。