死後の世界を論じる上で外せない「生まれ変わり(輪廻転生)」についても、オカルトではなく実証的アプローチによる学術研究が50年以上にわたり積み重ねられています。その中心地が、米国バージニア大学医学部・知覚研究部門(DOPS)です。
精神科医イアン・スティーブンソン教授が創設し、現在はジム・タッカー教授らが引き継ぐこのプロジェクトでは、世界中から「過去生の記憶を語る子どもたち」の事例を2,500件以上収集し、徹底した現地調査を行ってきました。子どもたちが語る「見知らぬ村の家族構成」「非業の死を遂げた詳細な状況」「隠された金品の位置」などを照合した結果、過去に実在した故人の記録と正確に一致するケースが多数特定されています。
さらに研究者たちを驚かせたのは、前世の人物が負った致命傷や傷跡と同じ位置に、生まれつきの母斑(アザ)や身体的特徴を持って生まれてくる事例が35%以上に認められた点です。親による作為や暗黙の誘導、メディアからの情報混入を厳密に排除したブラインド調査を経てもなお説明がつかないこれらのデータは、死によって意識のすべてがリセットされるわけではなく、何らかの個体識別情報が次の世代へと継承されるメカニズムの存在を強く示唆しています。