四谷三丁目パザパの最大の魅力は、長年磨き抜かれたクラシックなプリフィクスコースと、肉料理を中心とした圧倒的なポーションにあります。Rettyや食べログをはじめとする主要グルメサイトの蓄積データを見ても、料理に対する満足度は極めて高く維持されています。
数あるメニューの中でも、不動のアイコンとして君臨しているのが「鴨のコンフィ」です。低温の脂でじっくりと時間をかけて煮込み、注文ごとに皮目を香ばしく焼き上げるこの一皿は、ナイフを入れた瞬間に広がるクリスピーな食感と、内側に閉じ込められたジューシーな鴨肉の旨味が完璧なコントラストを描きます。付け合わせに添えられるポテトの香ばしさとともに、一口ごとにフランス料理の原点を実感させてくれます。
また、前菜の王道である重厚な「パテ・ド・カンパーニュ」や、肉の繊維がほどけるまで香味野菜と赤ワインで煮込まれた「牛バラ肉の赤ワイン煮」も外せない逸品です。いずれの料理も、近年のトレンドである軽やかさや視覚的な装飾性とは一線を画し、クラシカルな技法による「コク・旨味・食べ応え」を実直に突き詰めています。