寺島しのぶと尾上菊之助の確執・不仲説の真相は?音羽屋の現在まで徹底解説

寺島しのぶと尾上菊之助の確執・不仲説の真相は?音羽屋の現在まで徹底解説

寺島しのぶと尾上菊之助の確執・不仲説の真相は?音羽屋の現在まで徹底解説について専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

Q1:寺島しのぶと尾上菊之助の不仲説は事実だったのでしょうか?
A1:完全な絶縁状態といった事実は過去にもありませんが、寺島しのぶが自著やインタビューで明かしている通り、幼少期から青年期にかけて「弟に対する強い嫉妬やわだかまり」があったのは事実です。女性ゆえに歌舞伎の道を閉ざされた姉の苦悩が背景にありました。しかし寺島しのぶが国際的映画女優として大成し、互いに自立した表現者となったことで葛藤は解消され、現在は極めて良好で強い絆で結ばれた姉弟関係を築いています。

Q2:寺島しのぶの息子・尾上眞秀が将来「菊五郎」を襲名する可能性はありますか?
A2:大名跡である「尾上菊五郎」は、直系長男である八代目菊五郎の長男・六代目尾上菊之助が将来的に九代目として継承するのが既定路線です。ただし、尾上眞秀は音羽屋の重要な一角を担う名跡(例えば坂東彦三郎家や音羽屋ゆかりの重みある名跡など)を将来的に継ぐ可能性は十分にあり、新・菊之助と共に音羽屋を牽引する中核役者として期待されています。

Q3:なぜ父・七代目尾上菊五郎は引退せず「2人菊五郎」という異例の体制をとったのですか?
A3:歌舞伎界において名跡を譲る際、先代が隠居名を名乗るか名跡を完全に譲るのが通例ですが、80代を超えてなお現役として高い集客力と芸の冴えを見せる七代目の存在感を活かしつつ、40代後半の働き盛りである八代目へ円滑に座頭としての権限を委譲するためです。「現役の父が後見として同じ舞台に立ちながら、息子の八代目が一門を背負う」という、音羽屋の芸の伝承を最優先にした戦略的な決断でした。

石川 優花
Author

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。