事件発生当時、ネット掲示板やSNS上では心ない一部のユーザーによって「話題作りの自作自演ではないか」「保険金目当てではないか」といった根拠のない悪質なデマが散見されました。しかし、客観的な事実関係を精査すれば、これらの噂が100%完全な誤解であり事実無根であることは明白です。
まず第一に、農業共済や一般的な損害保険において、人為的な除草剤混入による被害は満額の補償対象にならないケースが多く、1,500万円という莫大な売上を意図的に放棄して得られる金銭的メリットは一切存在しません。出荷を心待ちにしていた顧客からの信用失墜リスクを考えれば、事業主自らが仕掛けるインセンティブは皆無です。
さらに、北海道警が科学捜査研究所(科捜研)を動員して土壌や残留成分を綿密に分析し、事件性を正式に認定して刑事事件として受理したという公式な事実が、外部からの不法侵入による被害であることを明確に裏付けています。いわれなき誹謗中傷に晒されながらも、真実を誠実に公表し続けた寺坂農園の姿勢こそが、後の力強い支援の輪へと繋がっていきました。