水上警察の機動力の要となるのが、全国の警察本部に配備されている「警察用船舶(警備艇)」です。用途や活動水域の水深・波浪条件に応じて、多彩な船艇が運用されています。
配備されている主な船艇のクラスは以下の通りです。
・大型警備艇(20メートル級):港湾外郭や沿岸部の哨戒任務、長距離の追跡、悪天候時の活動を担当。
・中型・小型警備艇(8〜15メートル級):小回りが利き、入り組んだ運河や浅い河川での航行に適した主力艇。
・水陸両用艇・特殊ゴムボート(RIB):水難救助や特殊部隊の移送、浅瀬での緊急着水事案に対応。
・水上オートバイ:夏季の遊泳エリア監視や、航路を逸脱した小型艇への迅速な接近・警告に使用。
これらの船艇には、夜間暗視スコープ、高精度GPSプロッター、高性能拡声装置、救命用浮環発射機などが標準装備されており、ハイテク機器を駆使した臨海警備が行われています。