水前寺清子さんのキャリアを語る上で欠かせないのが、1968年にリリースされた不滅の応援歌『365歩のマーチ』と、主演を務めて社会現象となったTBS系ドラマ『ありがとう』です。
「しあわせは 歩いてこない だから行いてゆくんだね」という歌詞の通り、困難に直面しても自らの足で一歩ずつ進む姿勢は、彼女の生き方そのものです。また、石井ふく子プロデューサーが手掛けたドラマ『ありがとう』で見せた明るく人情味あふれる婦人警官・看護師役は、半世紀以上が経過した現在もシニア層の記憶に深く刻まれています。
水前寺さんは近年のインタビューでも、「歌は私の命そのもの。応援してくれる人が一人でもいる限り、マイクを握ってワン・ツー・パンチを繰り出し続けたい」と語っており、生涯現役を貫く決意を揺るぎないものにしています。