自宅に戻った希林さんを待っていたのは、家族全員による温かい看取りでした。長女の内田也哉子さん、そして義理の息子である本木雅弘さん、3人の孫たちがベッドサイドに寄り添い、終始声をかけ続けました。
本木雅弘さんが後に明かしたところによると、亡くなる直前の希林さんは苦痛に顔をゆがめることもなく、穏やかな呼吸を保っていたといいます。家族それぞれが感謝の言葉を伝え、手を握りしめるなか、静かに眠るように呼吸が停止しました。病院の無機質なベッドではなく、自らが愛した調度品に囲まれた自宅で、愛する家族に看取られながら旅立つという、まさに希林さんが望んだ通りの終焉でした。