Q1:美容院のシャンプー台や肩もみで首をマッサージされるのも危険ですか?
A1:美容院での一般的な軽度の肩もみであれば過度な心配は不要ですが、シャンプー台で首を後ろに過度へ反らせる姿勢(いわゆる「美容院脳卒中症候群 / ビューティーパーラー・シンドローム」)には注意が必要です。首を反らせた状態で強い指圧を受けると椎骨動脈が圧迫されるため、めまいや吐き気を感じたら直ちに体勢を戻すよう伝えてください。
Q2:マッサージを受けた数日後に首の後ろが痛くなりました。どうすればいいですか?
A2:単なる揉み返し(筋肉痛)と自己判断せず、「これまでに経験したことのないピキッとした鋭い痛み」「めまい」「ふらつき」「ろれつが回らない」「視界の異常」が伴う場合は、一刻も早く脳神経外科または救急指定病院を受診してください。椎骨動脈解離は施術から数日遅れて発症・増悪するケースが少なくありません。
Q3:法律で首のマッサージによる事故は規制されていないのですか?
A3:日本では「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」に基づき、無資格者によるマッサージ行為自体が本来制限されています。また、厚生労働省通達で危険な首スラスト施術の禁止が指示されています。しかし、リラクゼーション業や無資格整体が「医業類似行為」「リフレッシュ目的」として実質的に営業されているグレーゾーンが存在するため、消費者自身が自己防衛意識を持つことが求められています。