リアルタイム視聴率の跳ね上がりもさることながら、さらに顕著だったのが配信プラットフォームでの反響だ。日本テレビ放送網が展開するTVerでの見逃し配信は、歴代のバラエティ番組でも群を抜く再生回数を叩き出し、Huluの関連過去回アーカイブへのアクセスも激増した。
『世界の果てまでイッテQ』は長年、日曜20時の絶対王者として君臨してきたが、若年層のテレビ離れという構造的課題とは無縁でいられなかった。そこに手越という起爆剤を投入したことで、普段はテレビ受像機の前に座らない若い世代が配信へと殺到した。数字にシビアな局上層部にとっても、この現象は彼が持つ圧倒的なコンテンツ力を再認識させる決定打となったに違いない。