守礼カントリークラブのコースレイアウトにおける最大の特徴は、急激なアップダウンとブラインドホールの多さにあります。ティグラウンドに立った瞬間にフェアウェイが見渡せないホールも多く、視覚的なプレッシャーがゴルファーの判断を狂わせます。
攻略において最も重要となるのが、守礼カントリークラブの難易度と攻略法の要である「ティショットのクラブ選択」です。フェアウェイ幅がタイトに絞られているホールが多いため、ドライバーで飛距離を稼ごうとすると、わずかな曲がりが命取りとなって崖下や深い原生林へと消えていきます。ここでは3番ウッドやユーティリティ、ロングアイアンを多用し、200ヤード前後の平坦なポジションを確実にキープする勇気がスコアメイクを分けます。
加えて見逃せないのが、天気と風速の変化です。太平洋から吹き付ける強烈な海風は、季節や時間帯によって風向きが急変します。アゲンストでは2番手から3番手大きめのクラブ選択が求められる一方、フォローではグリーンの奥へ簡単にオーバーしてしまいます。高低差による距離感の狂いに風の影響が重なるため、GPSナビ付きカートの距離表示を盲信せず、風の通り道を肌で感じながら低めの弾道(スティンガーショットなど)で攻める技術が極めて有効です。