Q1:シラミの卵を指で潰すと「プチッ」と音がしますが、見つけるたびに潰して駆除しても良いですか?
A1:生きた卵を爪で潰すと破裂音がして確実に死滅しますが、毛髪全体にある数十〜百個以上の卵を手作業で1つずつ探して潰すのは現実的ではなく、見落としの原因になります。指で潰すよりも、隙間の細かい「ニットフリーコーム」を用いて毛髪全体からこそぎ落とす方がはるかに確実で短時間に根絶できます。
Q2:スイミングスクールや公衆浴場(お風呂)のお湯の中でうつることはありますか?
A2:水を通じてシラミが泳いで他人に移ることはありません。アタマジラミは水に入ると毛髪に強くしがみつき、気門を閉じてじっと耐えるためです。ただし、脱衣所のロッカーで衣服やタオルが触れ合ったり、共用のクシ・ブラシ・バスタオルを使用したりすることで感染が広がるリスクは非常に高いため注意してください。
Q3:ドラッグストアで買ったスミスリンシャンプーを使ってもシラミがいなくなりません。なぜですか?
A3:主な原因は2つあります。1つ目は、スミスリンなどの薬剤は「卵」には効きにくいため、卵が孵化するタイミングに合わせて7〜10日間(計3〜4回)正しく継続できていないこと。2つ目は、従来の薬剤が効かない「ピレスロイド抵抗性シラミ」の可能性です。効かないと感じた場合は直ちに専用コームによる物理除去へ切り替えるか、皮膚科を受診してください。
Q4:子どもに卵が見つかった場合、症状のない親や兄弟も全員治療すべきですか?
A4:原則として「全員の頭部を精密にチェックし、感染が確認された人のみ治療」を行いますが、添い寝をしている保護者や兄弟は高確率で潜伏感染しています。初期は自覚症状がないため、家族全員が専用コームで一度コーミングを行い、卵や虫体の有無を確認することを強く推奨します。また、枕カバーやタオルの共用は即座に中止してください。