報道写真家やスポーツカメラマンの間で定番となっているのが、通称「ニコン巻き(プロ巻き・報道結び)」と呼ばれるカメラストラップの緩まない結び方です。一般的な通し方(キヤノン巻き・標準巻き)と異なり、余ったテープの先端が外側に出ず、内側に完全に収納されるため、撮影中に紐の端が顔に当たったりファインダーを遮ったりするストレスがゼロになります。
摩擦抵抗が飛躍的に高まるため、激しい動きでも緩む心配がありません。以下のステップで確実にセッティングしましょう。
ステップ1:ストラップのアジャスター(プラスチックのバックル部)と留め具(サルカン)から紐をすべて抜き、カメラ本体のアイレット(または三角リング)へ外側から内側に向けて紐を通します。
ステップ2:通した紐を上に引き上げ、まず「留め具(サルカン)」へ下から上へと通します。
ステップ3:ここが最大のポイントです。アジャスターの内側にある隙間を通す際、ストラップのメインとなる大元の帯の「内側(裏側)」をくぐらせるようにしてアジャスター上部のスリットへ差し込み、下部スリットへと折り返します。
ステップ4:最後に、アジャスターの中に潜り込んだ余り紐をぐっと下に引っ張り、テンションを均等にかけます。これで紐の末端がメインストラップとアジャスターの間に挟み込まれて強烈な摩擦ロックがかかり、引っ張れば引っ張るほど強固に締まるプロ仕様の結びが完成します。