一連の大騒動を受け、格闘技界内外から運営側の責任を問う声が殺到しました。ファンの間では「両者出場停止処分か」「無効試合(ノーコンテスト)になるのではないか」という憶測が飛び交う中、2026年1月、RIZINの榊原信行CEOが公式記者会見を開き、事態の調査結果と最終見解を発表しました。
RIZIN 榊原信行 公式発表における主要なポイントは以下の通りです。
- 試合結果の維持:試合自体は公式ルールに則って行われ、シバターの一本勝ちという結果は変更しない。
- 八百長の否定と陽動作戦の認定:勝敗を売買・事前決定した「八百長」ではなく、シバターが仕掛けた高度な心理戦(ブラフ・陽動作戦)に久保が応じてしまった事象と判断。
- 処分・ペナルティの見送り:契約条項に「私的な事前連絡の禁止」が明確に盛り込まれていなかったこと、法的な違法行為とまでは断定できないことから、両者に対する金銭的ペナルティや出場停止などの公式処分は見送られた。
- 今後の再発防止策:今後の全契約書において「選手間での試合内容・展開に関する事前接触や取り決めの厳格な禁止」を明文化することを宣言。
運営側としては、法的な八百長認定による大会ブランドの毀損を回避しつつ、「リング外の駆け引きも含めて格闘技の過酷さである」というロジックで幕引きを図った形となりました。しかし、この裁定はファンやプロ格闘家の間で激しい賛否両論を巻き起こすことになります。