石垣島をはじめとする八重山地域は、全国有数の黒毛和牛の生産拠点である。「石垣牛」ブランドの素牛(もとうし)出荷など、地域の経済基盤は繁殖農家の手によって支えられている。ここで不可欠となるのが、牛の健康と繁殖を管理する大動物獣医師の存在だ。
難産対応から感染症予防まで現場へ急行する獣医師
牛の診療は、一刻を争う事態が多い。母牛の難産、新生子牛の消化器疾患や呼吸器障害、代謝性疾患など、迅速な初期対応が畜産農家の経営を左右する。たまよせ動物病院の獣医師チームは、現場の要請を受けて迅速に農場へと向かう。超音波画像診断装置を用いた早期妊娠鑑定や繁殖障害の治療など、最新の技術を駆使して子牛の生産性向上に貢献している。