2人の間に横たわっていた確執の原点は、1996年に発生した石田純一さんの不倫報道、いわゆる「不倫は文化」騒動にまで遡ります。当時まだ小学生未満だったすみれさんは、連日自宅を取り囲む報道陣のカメラや世間からの厳しい視線に晒されることとなりました。
小学校受験を控えていた時期の過熱取材や学校関係者からの冷遇、周囲からの心ない言葉から愛娘を守るため、母である女優の松原千明さんは苦渋の決断を下します。それが、日本を離れてハワイへ移住するという選択でした。
言葉も通じない異国の地での再出発は決して平坦ではなく、すみれさんは現地校での言葉の壁やアイデンティティの葛藤に直面しました。多感な思春期を迎える中で、「なぜ自分たちだけが日本を追われるようにハワイへ来なければならなかったのか」という疑問が、父・石田純一さんへの強い反発や不信感へと繋がっていったのは自然な感情の推移でした。