1990年代初頭、フジテレビの看板枠で放送された『東京ラブストーリー』の赤名リカ役で一世を風靡した鈴木保奈美。彼女が芸能活動を休止し、家庭に入る決断をしたことは、当時のドラマファンに強烈な印象を残した。
3人の娘に恵まれた家庭生活の中で、鈴木保奈美は母として、そして妻として自らを捧げた。しかし、子どもたちが成長の節目を迎えると、彼女は本格的に女優業へ復帰。かつての輝きを失うどころか、歳月を重ねた凛とした演技力で再び第一線へと返り咲いた。そこには、妻という枠にとどまらない一人の表現者としての情熱があった。