国内人口の減少に伴う需要縮小を見越し、政府は日本産の米およびパックご飯の海外輸出目標を2026年中に現在の3倍へと急拡大させる目標を掲げている。特に北米や東南アジアにおける和食ブームの波に乗り、高品質なプレミアム米としてのポジション確立を急ぐ。
ここで鍵を握るのが、コールドチェーンの維持と現地価格の適正化だ。円安傾向が継続する中、日本産の輸出価格競争力は高まっているものの、輸送コストの急増が利益を圧迫している。現地の流通網をいかに確保し、一過性のブームで終わらせない仕組みを作れるかが問われている。