「この超難解な漢字を、自分のスマートフォンやPCの画面上に打ち出して友人に送りたい」と考えたとき、そこにはデジタル文字コード(Unicode)の厳格な壁が立ちはだかります。
結論から言えば、ビャンビャン麺の「ビャン」は近年のOSであれば表示・入力が可能です。2026年3月にリリースされた「Unicode 13.0」のCJK統合漢字拡張Gブロックにおいて、「𰻞(簡体字:U+30EDD)」および「𡰥(繁体字:U+30EDE)」として正式策定されました。最新のiOSやAndroid、Windows 11環境であれば、Google日本語入力や標準IMEで「ビャン」と入力して変換候補に現れるか、コードポイント直打ち、あるいは辞書登録によって日常的にテキスト送信が可能です。
一方で、84画の「たいと」は標準的なUnicodeの通常領域には未だ統合されていません。大手文字セットのTRONコード等には収録されているものの、一般的なiPhoneやAndroidでテキストデータとしてそのまま変換・表示させることは現時点でも極めて困難です。そのため、SNSやWeb上で表現する際は、外字フォントを適用するか、画像データとして扱うのが実務上の定石となっています。