役者としての成功に甘んじることなく、彼は音楽という新たな表現領域にも踏み出した。1998年、実弟であり同じく俳優として活躍する柏原収史らとともにロックバンド「No'where」を結成。ボーカルとしてステージに立ち、鋭利なロックサウンドに乗せて自らの情熱をシャウトした。
台湾のスタジアムで開催された単独ライブには3万人以上のファンが詰めかけ、現地の音楽チャートでも上位を独占。弟の柏原収史が奏でるギターと、柏原崇のエモーショナルなボーカルが融合したステージは、作られたアイドル像を脱ぎ捨て、表現者としての自我を確立しようとする強い意志の表れであった。