西城秀樹は、日本のライブエンターテインメントの開拓者でもある。日本人アーティストとして初めて後楽園球場や阪神甲子園球場といった巨大スタジアムで単独コンサートを成功させ、野外ライブという概念そのものを定着させた。ペンライトの波や巨大な照明セット、ヘリコプターを用いた演出など、現代の大規模ライブの演出手法は彼によって切り拓かれたと言っても過言ではない。
こうした歴史的ステージの迫力を伝えるライブ音源やリマスター盤の再発は、日本の音楽産業におけるアーカイブ価値を大きく高めた。ソニー・ミュージックエンタテインメントによる高品質な音源再発プロジェクトやボックスセットのリリースは、当時の熱気と音響の臨場感を現代に蘇らせ、世界中のレコードコレクターや音楽評論家から高い評価を受けている。