矢部美穂と夫・山林堂信彦の出会いは、まさに競馬界ならではのドラマチックなものでした。二人の接点となったのは、矢部美穂が地方競馬の馬主資格を取得し、自身がオーナーとなった競走馬の存在です。
地方競馬界で地道にキャリアを積み重ねていた山林堂信彦に対し、矢部美穂が自身の所有馬の主戦騎手として騎乗を依頼したことがすべての始まりでした。愛馬のコンディションやレース展開を巡って熱心に意見を交わすなかで、山林堂騎手の誠実で真摯な人柄に惹かれていったと、当時のインタビューや手記でも明かされています。
勝負の世界で生きる騎手という職業は、常に落馬や大怪我のリスクと隣り合わせです。だからこそ、表面的な華やかさではなく、お互いの弱さや覚悟を認め合えるパートナーシップが築けたことが、2026年5月の入籍へと繋がりました。