帯広市の外食産業において、焼肉店が占めるシェアと熱量は異例とも言える。単に肉を焼いて食べるだけではない。家庭でのバーベキューから日常的な外食まで、暮らしの中心に肉が存在する。ジンギスカン専門店と一般的なロースター焼肉店が互いに高め合い、独自の発展を遂げてきた。
さらに注目すべきは価格帯のリーズナブルさだ。都市部の高級店で提供されるレベルの和牛や新鮮なホルモンが、地元価格で惜しみなく提供される。このコストパフォーマンスの高さと品質のハイレベルさの共存が、他都市には真似できない帯広独自のカルチャーを形作っている。