2010年の登場以降、ダッフィー&フレンズが巻き起こしたムーブメントは、世界のテーマパーク産業においても極めて特異な成功事例として研究されている。その立役者の一人がシェリーメイだ。
ゲストがパーク内で購入したぬいぐるみを抱き、お気に入りのコスチュームを着せて園内各所で写真撮影を楽しむ「ぬい撮り」文化。これは従来のキャラクターマーチャンダイジングの常識を覆した。受動的にグッズを買うのではなく、ゲスト自身が表現者となり、パーク体験を能動的に拡張していく。季節ごとに登場する限定コスチュームやアクセサリーは即座に完売し、コレクションとしての価値をも確立させた。彼女の存在は、感情と購買行動が直結した現代エンターテインメントビジネスの最高到達点とも評されている。