二人の物語の原点は、2015年に放送されたTBSテレビの金曜ドラマ『ウロボロス〜この愛こそ, 正義。』に遡る。シリアスで重厚な世界観が話題を呼んだこのテレビドラマで、生田斗真は復讐を誓う主人公の刑事・龍崎イクオを熱演。そのイクオに淡い想いを寄せる後輩警察官・田村小夏を演じたのが、当時まだ若手注目株の一人だった清野菜名だった。
現場での二人は、演技論を交わす中で自然と距離を縮めていったという。当時からアクションに並々ならぬ情熱を傾けていた清野のプロ意識に生田が惹かれ、生田の座長としての包容力と真摯な姿勢に清野が全幅の信頼を置くようになるまでに、多くの時間はかからなかった。後にTVerなどで再配信された際も、二人の共演シーンにおける絶妙な空気感は視聴者の間で再び大きな反響を呼んだ。
特筆すべきは、交際発覚から2026年6月の結婚発表に至るまでの約5年間、二人が徹底して静かな愛を育み続けた点だ。派手な夜の街に出没することもなく、互いの仕事を最優先に尊重しながら、着実に信頼の絆を深めていった。世間が騒然となった直筆署名入りの結婚報告メッセージには「世界中が大変な状況になり、このような時に結婚すべきか迷いもございましたが、互いを支え合いながら共にこの危機を乗り越え」という実直な言葉が並び、ファンや業界関係者から惜しみない祝福が送られた。