なぜ生理中にゼリーやレバーのようなドロッとした塊が出てくるのでしょうか。その答えは、子宮が経血を体外へスムーズに排出するために行っている「酵素の働き」と「出血量」のバランスにあります。
通常、生理では不要になった子宮内膜が剥がれ落ち、血液とともに体外へ押し出されます。このとき、身体は経血が子宮内で固まって詰まらないよう、「プラスミン」と呼ばれる酵素(線溶系酵素)を分泌し、血液をサラサラに溶かして排出しています。
しかし、生理初日〜2日目などで一時的に出血の勢いが強すぎると、酵素の分解スピードが追いつきません。その結果、溶かしきれなかった血液が凝固成分(フィブリン)によってゼリー状に固まり、生理で血の塊が出る理由となるのです。たまに少量の小さな塊が出る程度であれば、生理的な範疇であることがほとんどです。