美容家ならではのこだわりが最も濃縮されているのが、和装に合わせたメイクアップです。普段の洋服用のメイクをそのまま浴衣に合わせると、どうしてもトゥーマッチになりがちですが、神崎さんは「透明感あふれる涼感ベース」と「内側からにじみ出るような血色感」を意識しています。
汗や皮脂で崩れやすい夏の和装では、ファンデーションをごく薄く仕上げ、ハイライトでみずみずしい光を頬の高い位置に仕込みます。目元は涼しげな透け感シャドウで引き算をし、その分、リップにはほんのり艶のある朱赤や落ち着いたローズカラーをチョイス。浴衣の持つ凛とした雰囲気に負けない、生命力のある華やかさを演出しています。