そんな鉄壁のガードを誇った彼女の心を射止めたのが、当時埼玉西武ライオンズのエースとして球界に君臨していた菊池雄星だった。知人を介したアプローチに対し、深津瑠美は当初、取材対象である現役プロ野球選手との個人的な接触を頑なに断り続けたという逸話は有名だ。
だが、菊池雄星の熱意は並大抵のものではなかった。番組で見せる彼女の的確なコメントと仕事への真摯な姿勢に深く感銘を受け、猛烈なアタックを敢行。2016年の電撃結婚発表時、多くのファンが驚嘆すると同時に、これ以上ないお似合いのカップルとして祝福の声を送った。
シアトル・マリナーズへの移籍に伴い、活躍の場をアメリカへと移した菊池雄星。言葉や文化の壁、過酷な移動スケジュールが待ち受ける異国のマウンドで、栄養面からメンタルケアまで完璧にサポートし続けた深津瑠美の存在は、まさに唯一無二のパートナーシップを象徴している。