2026年現在、53歳を迎えた深津絵里は、所属事務所「アミューズ」の看板実力派女優として独自のポジションを確固たるものにしています。映画や連続ドラマへのレギュラー出演が続いた2000年代〜2010年代前半と比較すると、公の場に姿を見せる頻度は非常に穏やかですが、決して芸能活動を休止・引退しているわけではありません。
近年の活動においてファンから高い支持を得ているのが、長年イメージキャラクターを務めている大和ハウス工業(D-room)をはじめとする高品質な最新CMです。日常のささやかな機微を繊細な表情で表現するCMシリーズは、短時間の映像でありながら映画のような奥行きを感じさせると業界内でも高く評価されています。
また、深津絵里の真骨頂とも言えるのが「舞台出演」への情熱です。野田秀樹氏が率いる「NODA・MAP」作品など、妥協を許さない演劇の現場に定期的に立ち続けており、映像作品とは一線を画す研ぎ澄まされた身体表現で観客を魅了しています。多忙を極めるテレビ出演よりも、1つの役柄に数カ月間じっくり向き合える舞台や厳選された映像プロジェクトを優先するスタンスが、現在の活動基盤となっています。