屋外球場である神宮球場で最も多くの観戦者が直面する疑問が、「どの席なら雨に濡れずに観戦できるのか」という点です。神宮球場はすり鉢状のスタンド上部にのみ屋根が架設されており、ドーム球場や全面屋根付きスタジアムとは保護範囲が大きく異なります。
結論として、神宮球場で雨に濡れない屋根下席に該当するのは、主にバックネット裏指定席および内野指定席の上段エリア(概ね26段〜28段以降)です。特にバックネット裏の最上段エリアは屋根の張り出しが深いため、真上からの降雨に対しては高い防御力を発揮します。
ただし、現場の気象環境には注意が必要です。明治神宮外苑特有の風配図を考慮すると、南風や東風が強く吹き込む荒天時には、屋根下であっても28段〜32段付近まで霧状の雨粒が吹き込むケースが報告されています。外野席および内野席の1段〜25段付近には屋根が存在しないため、雨天予報時の観戦では傘差し応援が禁止されているスタンドのルールに従い、ポンチョやレインコートの事前準備が必須条件となります。