上弦の月と下弦の月の違いとは?光る向きと時間で即見分ける法則

上弦の月と下弦の月の違いとは?光る向きと時間で即見分ける法則

上弦の月と下弦の月の違いとは?光る向きと時間で即見分ける法則の疑問点について、専門知識を基に徹底解説します。

「上弦の月と下弦の月の違い、どっちだっけ?」という疑問に対する回答は極めてシンプルです。南の空を見上げたとき、「右側が光っていれば上弦の月」「左側が光っていれば下弦の月」と判別できます。アルファベットの形状になぞらえるなら、右側が膨らむ「D」の形が上弦の月、左側が膨らむ「C」の形(三日月の向き)に近い半月が下弦の月です。

なぜこのような違いが生じるのかといえば、太陽光が当たる方向が地球からの位置関係によって正反対になるからです。ただし、形だけに頼ると「月が地平線から昇るとき」や「沈むとき」に傾きが変わり、上下左右の感覚が狂ってしまう場合があります。そこで不可欠になるのが、もうひとつの判別軸である「時間帯」です。

ウェザーニュースや国立天文台の観測データでも示されている通り、月は太陽と同じく東から昇り西へ沈みますが、上弦と下弦では生活リズムにおける出現時間帯がまったく異なります。

上弦の月は、太陽が南中する正午頃に東の地平線から昇り、日没時の夕方頃に南の空で最も見やすくなります。そして、日付が変わる真夜中(午前0時前後)に西の地平線へと沈んでいきます。つまり、仕事帰りや夕食後のくつろいだ時間帯(18時〜23時頃)に南から西の空高く輝いている半月は、例外なくすべて「上弦の月」です。

一方の下弦の月は、真夜中の午前0時頃に東の空から昇り始め、太陽が顔を出す明け方頃に南中します。その後、正午頃に西の空へと沈んでいきます。したがって、朝の通勤・通学時間帯や青空が広がる午前中に白く透けて残っている半月を見かけたら、それは100%「下弦の月」です。夜間に半月を見たい場合、一般の生活時間帯では上弦の月を目にする機会が圧倒的に多くなります。

鈴木 陽菜
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鈴木 陽菜

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